組み方
金銀は金矢倉と同じで、金7八・6七、銀7七、歩は7六と6六。香が9八へ上がり、空いた隅の9九に玉が入ったので、金矢倉の玉の位置の8八は空いています。7八の金は6七の金と7七の銀を支えますが、7八の金そのものにはどの駒も利いていません。金矢倉なら玉が利いていました。
矢倉穴熊は矢倉囲いに二手を足した形です。下の十二手目までがその囲いです。
一手ずつ
先手の手だけを、初形から並べます。このサイトの金矢倉の十二手のあと、香を一つ上げ、玉を隅へ入れます。
一手ずつ進めるか、再生を押してください。
指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。
十四手です。さらに8八に金を入れたり、8八に銀、7七に金を置いたりする形も紹介されていて、最後の形は俗に完全穴熊と呼ばれる、と ja.wikipedia は書いています。
何に強いか
遠さです。玉が9九にいると、相手は王手をかけるまでに多くの手がかかるので、相手が攻めてくる間もこちらは攻め続けられます(shougi.jp、shogi-gym)。駒の連結度は低いが、戦場から遠ざかる穴熊の強みはやはり強い、と将棋ウォーズは書いています。金矢倉から二手で組めます。
どこから崩れるか
浮き駒と端です。駒の連結度が低くバランスが悪い、と将棋ウォーズは書いています。7八の金が浮き駒になり、端の筋が玉の筋になったので、9筋に香、桂、飛車を集めた攻めがまっすぐ玉に向かいます(shougi.jp、shogi-gym、shogijugem)。対振り飛車の穴熊ほど堅くはなく、上から直接攻められると崩れることがある、とも shogi-gym は書いています。
いつ組むか
相矢倉が持久戦になり、相手に速い攻めがなく先手に時間があるときです(shougi.jp、shogi-gym)。開戦の前に、4六銀・3七桂型の矢倉の攻めの形から先手が組むことが多かった、と ja.wikipedia は書いています。これを挙げる五つの資料のうち四つは矢倉の仲間に入れ、shogi-gym だけが穴熊の仲間に入れています。
盤の上で組んでみる。
アプリのレッスンでは玉を一手ずつ美濃囲いへ歩かせ、検討では、流れが変わったときに組んでいた囲いの名前を示します。