Shogi Castle将棋城
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囲い

玉は、まずどこへ行くか。

取った駒は打てるので、盤の真ん中に裸で立つ玉は安全ではありません。いつでも隣に駒を打たれます。だから戦いが始まる前に、将棋指しは最初の数手を使って玉を端へ寄せ、その前に金銀の壁を作ります。この壁がで、このアプリの名前もここから取りました。

このページの内容 3どの囲いにも共通する三つの考え方右に組む囲い(振り飛車)左に組む囲い(居飛車)

チェスのキャスリングのような一手はありません。囲いは一手ずつ組むもので、どれを組むかは飛車がどこへ行ったかで決まります。飛車が右に残れば玉は左へ、飛車を左へ振れば玉は右へ。ここでは右に十八、左に三十九、あわせて五十七の囲いを、系統ごとに、その名のもとになった囲いを先頭にして並べました。下のどれにも、手順を並べたページがあります。

どの囲いにも共通する三つの考え方

  • 金銀は前、玉は後ろ。壁になるのは金と銀で、玉はその後ろに立ちます。壁の中ではありません。玉の隣の金は、攻めに出た金より働いています。
  • 攻める前に囲う。、という格言があります。玉を5九に置いたまま始めた攻めは、たいてい玉が5九にいるまま終わります。
  • どの囲いにも頭と横がある。美濃囲いは上から攻められるのを、矢倉は端から攻められるのを、穴熊は組み上がる前に攻められるのを嫌います。自分の囲いの弱点を知ることは、相手がどこを狙っているかを知ることです。

右に組む囲い(振り飛車)

飛車を左へ振れば、玉は右へ行きます。まず美濃囲い。片美濃囲いはその金が一枚足りない形で、中飛車はここで止まります。金の入る5八に飛車がいるからです。ちょんまげ美濃、坊主美濃、銀美濃、金美濃、木村美濃は、その上や隣に組む軽い囲いで、壁囲いは玉と銀が一つ手前で止まった形です。

高美濃、銀冠、ダイヤモンド美濃は、本美濃に手数を足していった形で、平目は中飛車の金銀四枚の形です。穴熊は別で、隅に入るために十一手を使います。振り飛車ミレニアムは、玉を桂の位置に入れます。続いて、両者が飛車を振る将棋の囲いとして金無双、左玉、右矢倉。最後が初心者の冗談の無敵囲いです。

美濃囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 金金 銀銀 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 美濃囲い 誰もが最初に覚える囲いです。玉を三つ動かし、銀と金を寄せるだけ。組むのが速く、横からの攻めに強く、頭が弱い。振り飛車の囲いです。片美濃囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 銀銀 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 金金 桂桂 香香 片美濃囲い 美濃囲いの一手手前です。玉が2八へ歩き、右の銀が3八に上がり、4九の金はそのまま、左の金は6九から動きません。四間飛車は美濃囲いへの途中でこの形を通り、中飛車はここで止めます。飛車が5八にいるからです。ちょんまげ美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 銀銀 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 金金 桂桂 香香 ちょんまげ美濃 陽動のあとに残る囲いです。居飛車のように▲2六歩と突いてから、やはり飛車を振り、同じ側に囲います。玉2八、銀3八、金4九、そして玉の上に髷のように立つ2六の歩。名付けたのは加藤治郎です。この歩は弱点なので、銀冠に組み替えるのが定番です。坊主美濃 歩歩 飛飛 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 銀銀 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 坊主美濃 玉2八、銀3八、金4九、そして2筋に先手の歩がありません。玉が来る前に飛車先の歩を交換したからです。ひねり飛車のほか、陽動振り飛車のあとにも現れます。玉頭は片美濃囲いよりはるかに弱く、2七に歩を打てば普通の片美濃囲いに戻ります。銀美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 銀銀 銀銀 玉玉 香香 桂桂 金金 金金 桂桂 香香 銀美濃 玉2八、銀3八・5八、金4九。金と二枚の銀が互いに支え合いますが、左の銀を運ぶのに手数がかかり、銀は横に利かないので両脇が空きます。あまり使われる形ではない、と ja.wikipedia は書いています。壁囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 銀銀 飛飛 銀銀 玉玉 香香 桂桂 金金 金金 桂桂 香香 壁囲い 振り飛車が囲いに三手使っただけの形で、玉3八、銀4八、金は4九のままです。急戦に間に合わせるための囲いで、ja.wikipedia は美濃囲いはもちろん舟囲いよりも弱いとしています。すぐに仕掛けてこないなら、もっと堅い囲いに発展させます。金美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 銀銀 金金 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 金美濃 玉2八、金3八、銀4八。飛車を振ってから五手で組めます。玉の隣に金がいるので片美濃囲いより上に強く、4九に何も残らないので下は弱くなります。あまり見ない囲いで、同じ名前の居飛車の囲いとは別物です。木村美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 角角 飛飛 金金 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 木村美濃 十四世名人の木村義雄が愛用したことから、この名で呼ばれます。玉2八、金3八、銀は4六の歩の後ろの4七。守りは金銀二枚で、左の金は自由に使えます。片美濃囲いより前と中央に厚く、下は薄い形で、いまではあまり見かけません。高美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 金金 歩歩 歩歩 角角 飛飛 銀銀 玉玉 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 高美濃 伸ばした4六の歩の後ろへ、金を5八から4七に上げた美濃です。金が囲いの前を守るので上からの攻めに強くなり、そのぶん下が薄くなります。手数に余裕があれば、たいていの美濃はこの形へ育ちます。銀冠 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 金金 歩歩 銀銀 角角 飛飛 金金 玉玉 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 銀冠 高美濃をもう一段進めた形です。銀が2七まで上がって玉の頭に冠のようにかぶさり、その下の3八へ右の金が寄ります。前と上からの攻めにとても強く、代わりに三手余分にかかります。長い将棋での振り飛車の囲いの、自然な最終形です。ダイヤモンド美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 角角 飛飛 金金 銀銀 玉玉 香香 桂桂 金金 桂桂 香香 ダイヤモンド美濃 もう一枚の銀を4七まで持ってきた美濃で、玉のまわりを四枚の金銀がひし形に囲みます。銀3八、銀4七、金5八、金4九。隅に潜らない囲いとしてはこれ以上ないほど堅く、そのぶん組むのが遅く、攻めに使う駒が足りなくなります。平目 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 飛飛 銀銀 玉玉 香香 桂桂 金金 金金 桂桂 香香 平目 飛車5八、玉2八、銀3八・6八、そして最下段に金が5九と4九に並びます。金銀四枚がすべて低く構え、互いに支え合っています。非常に堅く、飛車や角の打ち込みに強い、と ja.wikipedia は書いていて、この中飛車はそのためにわざと角を交換できます。穴熊 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 金金 銀銀 香香 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 玉玉 穴熊 香車の後ろ、隅に玉を収め、銀と金二枚でふたをします。将棋でもっとも堅い囲いの一つで、組むのに手数がかかります。ここでは右に組む振り飛車穴熊の形を示しました。居飛車は左の隅に、玉9九、香9八、銀8八で組み、金の位置は将棋に合わせて決めます。振り飛車ミレニアム 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 桂桂 歩歩 角角 飛飛 金金 銀銀 香香 桂桂 金金 玉玉 香香 振り飛車ミレニアム 居飛車穴熊に対する振り飛車の囲いです。右の桂を3七へ跳ね、空いた2九に玉が入り、銀と金二枚がその上をふさぎます。居飛車のミレニアム囲いを鏡に映した形です。組み上がれば堅いのですが手数がかかり、日本将棋連盟のコラムは2019年の時点で、プロではまだ指され始めて日が浅いとしています。金無双 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 飛飛 金金 金金 玉玉 銀銀 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 金無双 玉3八、金4八・5八が横一列、銀2八。上からの攻めには美濃より強く、横からの攻めには弱いので、両者が飛車を振る将棋で使われます。左玉 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 桂桂 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 角角 金金 金金 香香 飛飛 桂桂 香香 左玉 相振り飛車では、ふつう玉は右に囲い、相手の飛車がそこを狙ってきます。左玉はその逆で、自分の飛車の隣の7八へ玉を寄せます。「玉飛接近すべからず」の格言に反する形です。玉は薄く、指しこなすには力がいりますが、バランスがよく、打ち込みの隙が少ない陣形です。高田尚平が1990年代の終わりから得意にしました。右矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 金金 銀銀 歩歩 角角 飛飛 金金 玉玉 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 右矢倉 鏡に映した矢倉です。玉2八、銀3七、金が3八と4七、その前に3六と4六の歩。相振り飛車で、上から攻められる将棋でしか使われません。美濃囲いから五手で組み替えられます。無敵囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 銀銀 飛飛 銀銀 香香 桂桂 金金 玉玉 金金 桂桂 香香 無敵囲い 初心者が一度はたどり着く形です。飛車を5八へ振り、両側に銀を上げると、玉は金銀四枚と飛車に囲まれます。無敵と呼ぶのは冗談です。玉は動いておらず、飛車は玉のすぐ上に詰まり、端と角は浮いています。

左に組む囲い(居飛車)

飛車を右に残せば、玉は左へ行きます。相手が振り飛車なら、左美濃。右から早く仕掛けるなら天守閣美濃で、その発展形が四枚美濃、端玉銀冠、米長玉です。長い将棋なら左銀冠、一手で角筋から玉を外す串カツ囲いもあります。急ぐときは舟囲いで、急戦のためにそれを固めた形が箱入り娘、二枚金、菱囲い、elmo囲い、地下鉄飛車のための文鎮囲いです。

じっくり組めるなら居飛車穴熊、一直線穴熊、松尾流穴熊、銀冠穴熊、ビッグ4、ミレニアム囲いです。続いて矢倉の仲間。矢倉とその早囲い、金銀四枚の総矢倉、金銀の配置を変えた菱矢倉、銀矢倉、銀立ち矢倉、菊水矢倉(銀立ち矢倉は主に振り飛車に対して使います)、玉を隅へ入れた矢倉穴熊、矢倉への第一歩のカニ囲い、玉を一筋中央寄りに置く土居矢倉。

角を交換したあとなら、角打ちの隙が少ない片矢倉、ボナンザ囲い、兜矢倉です。そして二つの雁木、空中戦で玉を中央近くに置く中住まい、金開き、中原囲い、いちご囲い、盤の中央に低く構える奇襲のアヒル囲いです。

左美濃 歩歩 歩歩 歩歩 角角 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 銀銀 金金 飛飛 香香 桂桂 金金 銀銀 桂桂 香香 左美濃 振り飛車と対抗する居飛車のための、左右を裏返した美濃です。玉8八、銀7八、金は5八と6九、角は邪魔にならないよう7七へ上がります。穴熊より速く、舟囲いより堅く、潜る手数がないときの標準的な選択です。天守閣美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 銀銀 金金 飛飛 香香 桂桂 金金 桂桂 香香 天守閣美濃 玉は動かない角の上の8七、銀7八、金は5八と6九。振り飛車に対する居飛車の美濃で、玉は角筋を外れ、右辺の戦いから遠くにいます。上からの攻めに弱い囲いです。四枚美濃 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 飛飛 香香 桂桂 角角 金金 桂桂 香香 四枚美濃 玉8七、銀7七・7八、金6七・6九、角は7九へ引いています。右の銀が、天守閣美濃の弱点である玉頭とコビンをカバーします。堅く上部に厚い形ですが、銀が二枚とも守りに回るので攻めは細くなります。端玉銀冠 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 角角 金金 金金 飛飛 香香 桂桂 桂桂 香香 端玉銀冠 玉9八、その上の8七に銀、金7八・6八、角は8八のまま。天守閣美濃に四手を足した形です。玉は角筋から外れ、上部は厚くなりましたが、端の筋で自分の香の上に立つことになります。日本将棋連盟のコラムや解説サイトの中には、この形を米長玉と呼ぶものもあります。米長玉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 角角 桂桂 香香 米長玉 玉9八、銀8七・7七、金7八・6七、角7九。攻めが来る前に玉が角筋から外れ、まわりを金銀四枚が固めます。香の上の地点に寄った玉は、この手を指した米長邦雄の名前で呼ばれます。左銀冠 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 角角 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 左銀冠 居飛車の銀冠で、左美濃に五手を足した形です。玉8八、その上の8七に銀、金が7八と6七、壁の一部として7七に角。上と正面に厚く、振り飛車穴熊に対する居飛車の主な対策です。組むのに十三手かかり、玉は自分の角の後ろで角筋に入っています。串カツ囲い 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 銀銀 金金 角角 飛飛 香香 桂桂 金金 桂桂 香香 串カツ囲い 玉9八、銀8八、金7八・7九、香は玉の下の9九です。8八の玉が角筋から一手で外れられます。穴熊なら三手かかるところです。ただし香は守りにも攻めにも働かず、端が弱い囲いです。端美濃囲いとも呼ばれます。舟囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 玉玉 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 舟囲い 振り飛車に対する居飛車の速い囲いです。玉7八、金5八、銀4八、そして6九の金、7九の銀、8八の角は最初の位置のまま。動く駒は三枚と歩三枚だけで、玉は中央を離れて壁の後ろに入りますが、それだけの囲いでもあります。もっと堅い形へ向かう途中の一段階か、速攻を支えるだけの守りと考えます。箱入り娘 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 玉玉 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 銀銀 金金 桂桂 香香 箱入り娘 右の金を玉の隣へ寄せた舟囲いです。玉7八、金が6八と6九に縦に並び、その周りに7九の銀と8八の角。舟囲いより一手ぶん堅く、振り飛車に急戦を仕掛けようとする居飛車の囲いですが、ja.wikipedia は実戦ではあまり見られないとしています。二枚金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 玉玉 金金 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 二枚金 玉の隣に金が二枚横に並びます。玉7八、金6八・5八、左の銀は玉の下の7九に残ったまま。舟囲いから一手で組め、振り飛車に急戦を仕掛けるための囲いです。居飛車金無双とも呼ばれ、二枚金という名前は振り飛車の金無双の別名でもあります。菱囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 玉玉 銀銀 金金 飛飛 香香 桂桂 金金 桂桂 香香 菱囲い 舟囲いからさらに二手進めた形で、玉7八、左の銀はその隣の6八、右の銀は5七、金は5八と6九、角は8八です。舟囲いより堅く、ここから急戦にも、歩で位を取るゆっくりした作戦にも進めます。文鎮囲い 歩歩 角角 歩歩 歩歩 歩歩 桂桂 歩歩 歩歩 桂桂 歩歩 銀銀 玉玉 金金 金金 銀銀 飛飛 香香 香香 文鎮囲い 八段目に五枚が並びます。銀8八、玉7八、金6八・5八、銀4八、桂は二枚とも7七と3七に跳ね、角は6六。最下段を空けて飛車がそこを端まで走れるようにした、地下鉄飛車のための囲いです。十六手かかります。elmo囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 角角 玉玉 銀銀 飛飛 香香 桂桂 金金 金金 桂桂 香香 elmo囲い 玉7八、銀6八、6九の金を玉の下の7九へ寄せ、右の金はたいてい5八ではなく5九。コンピュータ将棋のelmoがよく指したことから、この名前がつきました。金銀三枚が互いに支え合うので、舟囲いより長く持ちこたえます。居飛車穴熊 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 香香 銀銀 金金 飛飛 玉玉 桂桂 金金 桂桂 香香 居飛車穴熊 飛車を右に残す側の穴熊です。玉9九、香9八、銀8八、金7八・7九。振り飛車に対する居飛車のいちばん堅い構えで、組むのに十五手かかります。一直線穴熊 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 香香 金金 銀銀 飛飛 玉玉 桂桂 銀銀 桂桂 香香 一直線穴熊 香の後ろの9九に玉、金7八・6七、銀7九・6八、角7七、そして8八は空けたまま。相手が何をしても同じ手順で同じ囲いを組む、中飛車に対する居飛車の作戦です。十六手かかります。松尾流穴熊 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 香香 銀銀 金金 飛飛 玉玉 桂桂 銀銀 桂桂 香香 松尾流穴熊 居飛車穴熊の完成形です。香の後ろの9九に玉、銀が8八と7九、金が7八と6七。普通の穴熊が5七に出したままにする右の銀が囲いへ戻ってくるので、金銀四枚がすべて玉のまわりに集まります。銀冠穴熊 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 角角 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 香香 金金 金金 飛飛 玉玉 桂桂 銀銀 桂桂 香香 銀冠穴熊 香の後ろの9九に玉、金が8八と7八、その上に冠の銀が8七。振り飛車に対する居飛車の囲いで、双方が腰を据えて長い将棋になるときに組みます。将棋ウォーズは上部と側面のどちらの攻めにも非常に強いと評価しています。組むのに手数がかかる囲いの一つで、ここでは十五手です。ビッグ4 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 香香 金金 金金 角角 飛飛 玉玉 桂桂 桂桂 香香 ビッグ4 金銀四枚の穴熊です。香の後ろの9九に玉、その隣に金が8八と7八、その上に銀が8七と7七。二十一手かかり、横からだけでなく上からも端からも強い囲いです。居飛車側の理想型とされる、と ja.wikipedia は書いています。ミレニアム囲い 歩歩 角角 歩歩 歩歩 歩歩 桂桂 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 銀銀 飛飛 香香 玉玉 金金 桂桂 香香 ミレニアム囲い 玉8九、銀8八、金7八・7九、桂7七、角6六。堅さは穴熊に近く、隅から一筋内側にある居飛車の囲いです。手数がかかり、もとは一つの戦法への対策でしたが、2018年ごろから攻めの形として再び使われています。矢倉囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 角角 飛飛 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 矢倉囲い 7七の銀と、6七・7八の金の後ろに玉を8八へ。お互いの飛車が動かない将棋の定番の囲いで、将棋でもっとも研究されてきた形です。矢倉早囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 角角 銀銀 桂桂 香香 矢倉早囲い 金矢倉を早く組む方法です。玉は6八へ上がり、7八、8八へ寄るので、7九のマスを使いません。そのため角は6八まで進まず、7九で止められます。浮くのはその角の一手です。代わりに組み上がるまでは、早い仕掛けの来る八段目を玉が通るという代償を払います。総矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 角角 飛飛 香香 桂桂 桂桂 香香 総矢倉 金矢倉に一枚加えた囲いです。右の銀が6七の金の隣の5七へ上がり、金二枚と銀二枚がそろって玉を囲みます。上からはとても崩しにくく、その代わりにふだんは攻めに使う銀を守りに回すことになります。菱矢倉 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 角角 飛飛 香香 桂桂 桂桂 香香 菱矢倉 玉8八、金7八・6七、銀7七・6六。金銀四枚がすべて守り、6六の銀が上部と中央を厚くします。総矢倉から組むので手数がかかり、「菱矢倉」というより6六銀型と呼ばれることが多い、と ja.wikipedia は書いています。銀矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 角角 飛飛 香香 桂桂 金金 桂桂 香香 銀矢倉 玉8八、金7八、銀7七・6七。6七の銀が、金矢倉では玉しか利いていない7八の金を支えますが、銀は横に利かないので隣の5七が空きます。右の銀を運ぶのは金より手数がかかります。銀立ち矢倉 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 桂桂 香香 銀立ち矢倉 玉8八、金7八・6七、左の銀は7六に上がって7五の位を支えます。歩と銀で玉の前の地点を押さえ、美濃囲いに上から圧力をかけます。銀が一つ前に出ているぶん、金矢倉より横からの攻めに弱い囲いです。菊水矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 桂桂 金金 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 角角 銀銀 飛飛 香香 玉玉 桂桂 香香 菊水矢倉 玉8九、銀8八、桂7七、金7八・6七。金矢倉より玉が一段低いので、筋を上から攻めてくる手から遠くなります。その代わり横に弱く、最下段に飛車を打たれるとすぐ王手で、7七の桂の頭も狙われます。しゃがみ矢倉とも呼ばれます。矢倉穴熊 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 香香 金金 角角 飛飛 玉玉 桂桂 銀銀 桂桂 香香 矢倉穴熊 金矢倉に二手を足し、香を9八へ、玉を9九へ。玉は戦場からいちばん遠いところにいるので、終盤の競り合いでなかなか王手がかかりません。ただし駒の連結は粗く、7八の金には一枚も利いておらず、端の筋がそのまま玉の筋になります。カニ囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 銀銀 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 玉玉 桂桂 香香 カニ囲い 金が7八と5八、そのあいだの6八に左の銀、玉は初形から一つ左の6九へ。組むのが速く、上からの攻めに強く、横からの攻めに弱い囲いです。矢倉を目指す人はたいていこの形を通り、早く戦いたい人はここからすぐに攻めます。片矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 角角 歩歩 歩歩 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 片矢倉 玉は8八ではなく7八、左の金は7八ではなく6八。銀7七と、もう一枚の金の6七は金矢倉と同じです。二枚の金が縦に並ぶので角打ちの隙が少なく、主に角換わりで指されます。江戸時代の天野宗歩が好んだことから、天野矢倉とも呼ばれます。土居矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 金金 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 角角 桂桂 香香 土居矢倉 右ではなく左の金が6七へ上がり、その金が空けた7八に玉が入ります。右の金は5八のまま。金矢倉より薄い代わりにバランスがよく、角打ちに強い囲いです。土居市太郎が1940年の名人戦で指し、2017年からプロでふたたび指されるようになりました。ボナンザ囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 玉玉 金金 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 桂桂 香香 ボナンザ囲い 玉7八、銀7七、金が6八と5八、6七の歩は元の位置のまま。片矢倉の二枚目の金が5八から6七へ上がらなかった形で、角交換のあとにしか組みません。コンピュータ将棋のボナンザ(2006年の Ver.2)がよく指したことから、この名前が定着しました。兜矢倉 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 歩歩 銀銀 歩歩 金金 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 桂桂 香香 兜矢倉 角換わりの代表的な囲いです。矢倉の銀と金が7七と7八に立ち、右の金は5八に残り、玉は二枚の金のあいだの6八で止まります。手数が少なく、角を打ち込まれる隙も少なくなります。互いに角を持つ将棋では、それが大事です。雁木 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 銀銀 歩歩 歩歩 角角 金金 金金 飛飛 香香 桂桂 玉玉 桂桂 香香 雁木 銀6七・5七、金7八・5八、その奥の6九に玉。上からの攻めに強く、下からの攻めに弱い囲いです。二十世紀の旧型の雁木で、2010年代からは左銀を6七に置く形を総称して雁木と呼ぶようになりました。ツノ銀雁木 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 銀銀 桂桂 歩歩 角角 金金 金金 飛飛 香香 桂桂 玉玉 香香 ツノ銀雁木 2017年以降にプロのあいだで広まった新型雁木の一つです。左の銀はどの雁木とも同じく6七に立ちますが、右の銀は4七へ行くので、二枚の銀が5八の金の斜め前にツノのように突き出ます。日本将棋連盟のコラムは、角交換に強いことを大きな特徴に挙げています。中住まい 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 玉玉 銀銀 金金 飛飛 香香 桂桂 銀銀 桂桂 香香 中住まい 玉5八、金7八・3八、銀4八。堅さより広さで、自陣に打ち込まれる大駒に備えます。大駒が早くから飛び交う横歩取りや相掛かりの囲いです。金開き 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 銀銀 銀銀 桂桂 香香 金開き 中住まいを金だけで作った形です。左の金を7八、右の金を3八、玉を一つ上の5八へ、銀は7九と3九から動かしません。堅さより釣り合いを重んじた陣形で、飛車や角の打ち込みに備えます。横歩取り青野流で先手が組みます。中原囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 銀銀 飛飛 香香 桂桂 銀銀 玉玉 金金 桂桂 香香 中原囲い 玉は一つ左の6九、左の金は7八、右の銀は4八、右の金は横に寄って最下段の玉の隣の5九。薄く見えますが、低く、速く組めて、玉はどちらにも逃げられます。いまは横歩取りの後手の囲いとして多く使われます。いちご囲い 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 角角 金金 玉玉 金金 飛飛 香香 桂桂 銀銀 銀銀 桂桂 香香 いちご囲い 金を二枚とも上げ、その間に玉を斜めに上げて、左の銀は角を守るために7九に残します。もっと大きな囲いを組む前に戦いが始まりうる相掛かりや横歩取りで使われます。形がいちごに見えるのが名前の由来だそうですが、確かなことはわかっていません。アヒル囲い 歩歩 飛飛 角角 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 歩歩 銀銀 玉玉 銀銀 香香 桂桂 金金 金金 桂桂 香香 アヒル囲い 玉5八、銀が6八と4八、金は外の7九と3九。その前に動いていない歩が並びます。飛車や角を打ち込まれる場所がないので、アヒル囲いを指す側はわざと大駒を交換します。アマチュアにそこそこ人気のある奇襲の囲いで、プロは指しません。

今夜ひとつ組んでみる。

アプリの検討は、流れが変わったときにどの囲いをどこまで組めていたかを示します。コンピュータも囲うので、同じ形を相手側からも見られます。

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