戦法
まず覚えたい五つの戦法。
将棋の戦法とは、飛車と玉をどこへ置くかという方針で、ほかの駒組みはそこから決まります。指導者が初心者にすすめるのは、たいていこの五つです。それぞれが一つの考え方をきれいに教えてくれるからです。受けて反撃する、堅く囲って攻め合う、一筋に集めて攻める、左辺全体で攻める、玉を隅に埋めて駒を交換する。
問いは一つ、飛車をどこに置くか
将棋の戦法は、大きく二つに分かれます。居飛車は飛車を元の筋に置いたまま、玉を左に囲います。振り飛車は飛車を中央か左へ振り、玉を右に囲います。五手目までにどちらかを決め、それに合う囲いを選べば、あとの駒組みは自然に決まります。
四間飛車 しけんびしゃ振り飛車 · 美濃囲い飛車を左から四つ目の筋に振り、玉は反対側へ歩かせて美濃囲いに収め、相手が来るのを待ちます。矢倉
香 香
桂 桂
王 王
角 角
桂 桂
香 香
飛 飛
金 金
金 金
歩 歩
銀 銀
銀 銀
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
銀 銀
金 金
歩 歩
銀 銀
歩 歩
歩 歩
玉 玉
金 金
角 角
飛 飛
香 香
桂 桂
桂 桂
香 香
矢倉 やぐら居飛車 · 矢倉互いに飛車を動かさず、玉はどちらも左へ。より堅く囲って、先に攻めた方が勝つ将棋になります。棒銀
香 香
桂 桂
王 王
桂 桂
香 香
飛 飛
銀 銀
金 金
銀 銀
金 金
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
角 角
歩 歩
歩 歩
歩 歩
銀 銀
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
角 角
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
飛 飛
香 香
桂 桂
銀 銀
金 金
玉 玉
金 金
桂 桂
香 香
棒銀 ぼうぎん居飛車 · 矢倉か舟囲い右の銀を飛車先の歩の後ろから真っ直ぐ進め、角しか守りのいない地点を破ります。石田流
香 香
桂 桂
金 金
桂 桂
香 香
飛 飛
金 金
王 王
角 角
歩 歩
歩 歩
銀 銀
歩 歩
銀 銀
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
飛 飛
歩 歩
角 角
歩 歩
桂 桂
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
銀 銀
金 金
銀 銀
玉 玉
香 香
金 金
桂 桂
香 香
石田流 いしだりゅう振り飛車 · 美濃囲い飛車を左から三つ目の筋へ振り、そこから前へ。桂と角が支えに回り、左辺全体が攻めの形になります。居飛車穴熊
香 香
桂 桂
金 金
桂 桂
香 香
王 王
銀 銀
金 金
飛 飛
歩 歩
歩 歩
歩 歩
銀 銀
角 角
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
歩 歩
角 角
銀 銀
歩 歩
歩 歩
歩 歩
香 香
銀 銀
金 金
飛 飛
玉 玉
桂 桂
金 金
桂 桂
香 香
居飛車穴熊 いびしゃあなぐま居飛車 · 穴熊飛車は動かさず、玉を香車と銀と金二枚の後ろ、隅に埋めて、残りの駒すべてで攻めます。
どれから覚えるか
相手が動くのを待つ将棋が好きなら四間飛車です。形の決まった戦法で、毎局ほぼ同じ手順を指せばよく、美濃囲いもついてきます。攻めるのが好きなら棒銀。将棋でいちばん素朴な攻めで、一点に三枚集めると陣形が崩れる、ということがそのまま身につきます。どちらかを五十局は指してから、次に進んでください。アプリのボットは定跡から四間飛車と矢倉を指すので、その二つは相手側からも見られます。
今夜ひとつ試してみる。
ボットは定跡どおりに指します。対局後の検討で、どの手で定跡を外れたかがわかります。