組み方
飛車を振ってから、玉を5九から4八、3八、2八へ歩かせ、右の銀を3八に上げます。4九の金は動きません。この金が銀を斜め下から支え、銀もまた金を支えます。美濃囲いと比べると金が一枚足りません。5八は空いたまま、あるいは飛車がいて、左の金は6九で待っています。1六の歩は、美濃囲いと同じく玉の逃げ道です。
一手ずつ
先手の手だけを、初形から並べます。美濃囲いの最初の五手と同じで、そのあとに端歩。左の金は来ません。
一手ずつ進めるか、再生を押してください。
指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。
六手です。あと一手、6九の金を5八へ上がれば美濃囲いになります。中飛車では5八にすでに飛車がいるので、囲いはここで止まります。
何に強いか
速さと、金が一枚余ることです。美濃囲いより一手少なく、左の金を囲いの外に残せるので、その金を中央にも左辺にも攻めにも使えます。このままで十分戦える堅さだと解説するサイトもあり、玉が金銀の後ろに低く構える美濃囲いの形も保っています。
どこから崩れるか
美濃囲いより守りの駒が一枚少ないことです。4九の金を支えているのは3八の銀だけで、この金はどの美濃囲いでも崩しの急所です。金をはがされると、3九への角打ちや銀打ちの王手を止める駒がほとんどありません。頭と端という美濃囲いのほかの弱点も、そのまま残っています。
いつ組むか
飛車が中央の筋にいるときです。中飛車の基本の囲いで、ゴキゲン中飛車では後手が盤の反対側に組みます。四間飛車や三間飛車でも、相手が早く仕掛けてきたときや、左の金をほかで使いたいときにはここで止めます。角交換のあとは、角打ちに備えてその金を7八に置くこともあります。向かい飛車でも使われます。
盤の上で組んでみる。
アプリのレッスンでは玉を一手ずつ美濃囲いへ歩かせ、検討では、流れが変わったときに組んでいた囲いの名前を示します。