組み方
玉を3八へ寄せ、右の銀を3九から4八へ上げます。ここまでが振り飛車の早囲いです。続いて玉を2八へ進め、4九の金を玉の隣の3八へ上げます。金は左の銀を支えますが、銀は横に動けないので金を支え返せません。銀の役目は前で、5七、4七、3七に利いています。
一手ずつ
先手の手だけを、初形から並べます。まず中飛車のように飛車を中央へ振り、玉と銀で早囲いを作り、さらに二手で金美濃にします。
初形
一手ずつ進めるか、再生を押してください。
指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。
端歩まで七手です。あと二手、4六歩と銀の4七への上がりで木村美濃になります。
何に強いか
上部と中央です。3八が金なので、玉が動いたあとの2八に打たれた駒を金で取り返せます。3八が銀ならそれはできません。4八の銀は、片美濃囲いではどの金銀も守っていない5七の歩を支えます。将棋ウォーズは、この点と角交換の将棋に合うことを長所に挙げています。組むのも速く、四手目でもう玉と銀が早囲いになっています。
どこから崩れるか
下です。4九の金が上がったので4九に利く駒がなく、そこへ銀を打たれると3八の金に後ろから当たり、取り返せません。相手が銀を持っているあいだは片美濃囲いにしておく、というのが shogi-gym の助言です。将棋ウォーズは発展性にも乏しいとしています。
いつ組むか
振り飛車の囲いで、主に飛車が5八にいる中飛車やゴキゲン中飛車で使います。あまり見かけない囲いだとする解説が多いです。居飛車の金美濃、つまり7八に金を置く左美濃の形で、1997年ごろから藤井システム対策として増えたものは、同じ名前の別の囲いです。
盤の上で組んでみる。
アプリのレッスンでは玉を一手ずつ美濃囲いへ歩かせ、検討では、流れが変わったときに組んでいた囲いの名前を示します。