組み方
天守閣美濃(玉8七、銀7八、金5八・6九、角8八、右の銀は5七)から始めます。右の銀を6六へ上げ、そこから斜めに引いて玉の隣の7七へ入れます。7七に銀が来ると8八の角の筋が止まるので、先に角を7九へ引きます。続いて6筋の歩を6六へ突き、5八の金を6七へ上げます。7七の銀は玉頭の8六の歩と、7六、6六の歩に利き、その銀を7八の銀と6七の金が支え、6九の金は7八の銀と角を支えます。
四枚美濃は天守閣美濃に五手を足した形です。下の十一手目までがその囲いです。
一手ずつ
先手の手だけを、初形から並べます。最初の十一手が天守閣美濃で、最後の五手は日本将棋連盟のコラム「玉の囲い方」の手順です。shogi-gym に載っている実戦譜も同じ順番で指しています。
一手ずつ進めるか、再生を押してください。
指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。
十六手です。玉のまわりに銀二枚と金二枚がそろい、角は場所を空けるために8八を離れました。
何に強いか
玉頭とコビンです。7七の銀が天守閣美濃の弱点を補う、と将棋ウォーズは書いています。玉頭の8六の歩には玉に加えて銀が利き、7六には銀と6七の金と玉が利いています。7七銀と6六歩で相手の角筋を止めると、より堅く上部に厚い形になる、とコラムは書いています。
どこから崩れるか
手数と攻めです。天守閣美濃からさらに五手かかり、銀を7七へ引いたところで相手が△6五歩と突いてくることが多く、6六歩と6七金までなかなか組めない、とコラムは注意しています。銀が二枚とも守りに回るので攻めは細くなる、とゼロから始める将棋研究所は書いています。
いつ組むか
振り飛車に対する居飛車の囲いで、時間があるときに天守閣美濃から組みます。左銀冠はこの形から発展した、と ja.wikipedia は書いていて、コラムはさらに一歩進めて米長玉に組んでいます。
盤の上で組んでみる。
アプリのレッスンでは玉を一手ずつ美濃囲いへ歩かせ、検討では、流れが変わったときに組んでいた囲いの名前を示します。