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戦法 · 三間飛車

三間飛車

飛車をいつもより一筋左、これから突く歩の真後ろへ振り、玉は右の美濃囲いへ。

振り飛車・囲いは美濃囲い

10手目までの三間飛車987654321abcdefghi
形。後手が動かないものとして、先手だけを10手進めた三間飛車。要になるマスに丸をつけてあります。対局ではなく組み方の手順なので、後手の駒は最初の位置のままです。

狙い

四間飛車の落ち着いた隣で、違いは一筋だけです。飛車は左から三つ目の筋に入り、自分の歩の真後ろに立ちます。だからその歩を7五へ突く手が形づくりではなく攻めになり、そのまま突いていけば石田流です。二つを一緒に覚えるのが普通なのは、そのためです。一手損に見える手が損ではありません。飛車が元の位置を離れた瞬間、角の頭が陣形でいちばん弱い地点になり、7七はそこを守る手です。銀が6八から遠回りするのも同じ理由で、いつも使うマスはもう飛車のマスです。

組み方

先手の指し手だけを並べてあります。対局ではなく組み方の手順なので、後手は動かしていません。一手ごとに後手が応じる形にすると、狙いの形が見えなくなるからです。手順はすべて実際のルールで動かして確かめてあり、盤面はルール上あり得る局面です。

初形987654321abcdefghi
初形

一手ずつ進めるか、再生を押してください。

指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。

全手順と、その理由
#先手狙い
1▲7六歩 角道を開け、飛車に後ろから支える歩を用意します。
2▲6六歩 そしてまた止めます。銀の道も空きます。
3▲7八飛 飛車を左から三つ目の筋、自分の歩の真後ろへ。
4▲7七角 一手損ではありません。飛車が2八を離れたので角の頭が弱点になり、この手がそこを守ります。
5▲4八玉 ここから玉が反対側へ。
6▲3八玉 玉がもう一つ。
7▲6八銀 銀は6八から回ります。7八はもう飛車のマスです。
8▲2八玉 定位置。
9▲3八銀 囲いの銀。
10▲5八金左 金が上がって美濃囲いの完成です。玉2八、銀3八、金5八。4九の金は最後まで動きません。

駒組みのあとの指し方

気をつけること

どんな相手に指すか

どちらの相手にも。多いのは居飛車で、7五の突きも8筋の受けもそこで生きます。相振り飛車でも有力です。戦いになる側に、飛車が最初から向いているからです。

コンピュータ相手に指してみる。

アプリのコンピュータは定跡どおりに指します。対局後の検討では、どの手で定跡を外れたかがわかります。まず手順を、次に狙いを試してください。

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