先手番、1手詰。問題 a0809369・駒を触ってから、行き先のマスを触ってください。打つ駒は盤の下の駒台から。
詰将棋の決まり。攻方の手はすべて王手です。玉方は盤上にない駒をすべて持ち駒として持ち、いちばん粘る受けを指します。決められた手数で詰んでいれば、記録してある手順でなくても正解です。
この問題について。難易度は初級。形は玉の頭に金(頭金)。玉の頭に金を打つと、玉の逃げ場が残らず金の利きに入ります。誰もが最初に覚える詰み方で、実戦でいちばん多く出てくる詰み方でもあります。まず上の盤で解いて、それから下の解答を開いてください。
解答
▲G*6b
ここでは西洋式の表記を使っています。G*5b のような書き方が持ち駒を打つ手、末尾の + が成りです。
詰将棋という分野
詰将棋は将棋の詰みだけを取り出した問題で、チェスのプロブレムより歴史が古く、一六〇〇年代にはもう作品集が出版されていました。規約があり、作家がいて、賞もある一つの分野です。問題は攻方が決められた手数で玉を詰ませる形になっていて、攻方の手はすべて王手でなければなりません。玉方はいちばん長く逃げる受けを選び、盤上にない駒はすべて玉方の持ち駒とします。この最後の約束が分野の背骨で、合駒がいくらでも利くからこそ、詰め上がりに穴があってはいけないわけです。
ここに出る問題はアプリの問題集のものです。対局を指すのと同じエンジンが作り、同じエンジンで検討して、正解の初手が一つだけであることを一問ずつ確かめています。アプリの問題の階段も、ここから始まります。
解き方
- まず玉の逃げ場を数える。今、玉はどこへ行けますか。初手はその逃げ場を消すか、消さないまでも役に立たなくする王手でなければなりません。
- 形を探す。短い詰将棋の多くは名前のついた七つの形のどれかで終わります。頭金、一間離した竜、雪隠詰。持っている駒でどの形が作れるかを考えてください。
- 捨て駒を考える。実戦と違って、詰将棋では駒を捨てる手がたいてい急所です。玉のそばに取らざるを得ない駒を打てば、玉を詰ませたい場所へ引き出せます。
- 玉方の最善を読む。こう来てくれれば詰む、という手を読んでも仕方がありません。このページの盤はいちばん粘る受けを選ぶので、玉が付き合ってくれる前提の手順は通りません。
なぜ一日一問か
問題は一日一問、全員同じで、協定世界時の午前零時に切り替わります。解いて、誰かに見せて、明日また来てください。続きはアプリにあります。一手詰から順に上がる階段、棋力に合わせた実戦形の詰み、間違えた問題を間隔をあけて出し直す復習、そしてアカウントについてまわる問題のレーティング。
一日一問では足りないなら。
アプリには階段があり、棋力に合わせた実戦形の詰みがあり、アカウントについてまわる問題のレーティングがあります。