美濃囲いみのがこい
誰もが最初に覚える囲いです。玉を三つ動かし、銀と金を寄せるだけ。組むのが速く、横からの攻めに強く、頭が弱い。振り飛車の囲いです。
囲い · 一覧
八つの形で、ほぼすべての将棋がまかなえます。右に組む振り飛車の美濃系と、左に組む居飛車の舟囲い、左美濃、矢倉、穴熊です。いずれも先手側から見た図で、囲いを作る駒に丸印を付けてあります。
囲いは、飛車をどこへ動かしたかと、どれだけ手数をかけられるかで決まります。振り飛車はまず美濃に囲い、余裕があれば高美濃、銀冠へと育てていきます。振り飛車と対抗する居飛車は、速さの舟囲い、釣り合いの左美濃、堅さの穴熊から選び、相手も居飛車なら矢倉に組みます。くわしい解説があるのは囲いのページの三つです。
誰もが最初に覚える囲いです。玉を三つ動かし、銀と金を寄せるだけ。組むのが速く、横からの攻めに強く、頭が弱い。振り飛車の囲いです。
伸ばした4六の歩の後ろへ、金を5八から4七に上げた美濃です。金が囲いの前を守るので上からの攻めに強くなり、そのぶん横が薄くなります。手数に余裕があれば、たいていの美濃はこの形へ育ちます。
高美濃をもう一段進めた形です。銀が2七まで上がって玉の頭に冠のようにかぶさり、その下の3八に金が寄ります。前と上からの攻めにとても強く、代わりに二手余分にかかります。長い将棋での振り飛車の囲いの、自然な最終形です。
もう一枚の銀を4七まで持ってきた美濃で、玉のまわりを四枚の金銀がひし形に囲みます。銀3八、銀4七、金5八、金4九。隅に潜らない囲いとしてはこれ以上ないほど堅く、そのぶん組むのが遅く、攻めに使う駒が足りなくなります。
振り飛車と対抗する居飛車のための、左右を裏返した美濃です。玉8八、銀7八、金は5八と6九、角は邪魔にならないよう7七へ上がります。穴熊より速く、舟囲いより堅く、潜る手数がないときの標準的な選択です。
振り飛車に対する居飛車の速い囲いです。玉7八、銀6八、金は7九と5八。四手で玉は中央を離れて壁の後ろに入りますが、それだけの囲いでもあります。もっと堅い形へ向かう途中の一段階か、棒銀のような速攻を支えるだけの守りと考えます。
7七の銀と、6七・7八の金の後ろに玉を8八へ。お互いの飛車が動かない将棋の定番の城で、将棋でもっとも研究されてきた形です。
香車の後ろ、隅に玉を収め、銀と金二枚でふたをします。将棋でもっとも堅く、もっとも手数のかかる囲いです。ここでは右に組む振り飛車穴熊の形を示しました。居飛車は左に、その鏡の形で組みます。
アプリはいま組んでいる囲いの名前と、どこまで組めているかを教えます。コンピュータも同じ囲いを組みます。