組み方
この囲いは金銀の枚数ではなく、形全体に名前がついています。8八角、7八玉、7九銀、6九金、5八金、4八銀型。船底に玉が乗っているところを思えば、名前の由来もそのままです。このうち三枚はまったく動きません。速さはそこから来ます。玉が6八、7八と歩き、右の銀が4八に上がり、右の金が5八に来て、それで完成です。
一手ずつ
先手の手だけを、初形から並べます。7六の歩、右の銀を4八へ、5六の歩、玉を7八へ、右の金を5八へ、最後に端の歩。
初形
一手ずつ進めるか、再生を押してください。
指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。
七手で玉が中央を離れます。穴熊の十一手と比べてみてください。舟囲いの速さの代わりに払うものがこれです。
何に強いか
速さ、それだけです。振り飛車が美濃囲いを組み終わる前に完成するので、浮いた手数は攻めに回ります。棒銀や右四間飛車は、この囲いの上に組む攻めです。振り飛車と当たった初心者が最初に覚える囲いとしても妥当で、手数が短く間違えにくいからです。
どこから崩れるか
薄い、そして誰もが知っています。玉の前の守りは一枚で、その後ろに二枚目の層がないので、振り飛車の攻めが成立すると玉までが早いです。角も壁の一部なので、交換されると玉の真上の7七から守り駒が一枚減ります。手数がもらえたなら、左美濃や穴熊へ組み替えていく囲いです。
いつ組むか
振り飛車が相手で、こちらから先に攻めるつもりのとき。あるいは、どの囲いにするかを見極めるまで、まず組んでおく形として。
盤の上で組んでみる。
アプリのレッスンでは玉を一手ずつ美濃囲いへ歩かせ、検討では、流れが変わったときに組んでいた囲いの名前を示します。