組み方
2fへ歩を突き、3八の銀を2七へ上げ、銀が空けた3八へ右の金を4九から寄せます。玉の真上に銀、隣に金、前には4七にもう一枚の金という形です。駒がg段とh段に並ぶのがこの囲いの狙いで、玉の上に相手の駒が降りてくる地点が残りません。
銀冠は高美濃に三手足した形です。下の九手目までがその囲いです。
一手ずつ
先手の手だけを、初形から並べます。美濃囲いの七手、高美濃にする二手、そして最後の三手が歩と冠、その下の金です。
初形
一手ずつ進めるか、再生を押してください。
指し手をタップするとその局面に飛びます。盤を選ぶと矢印キーも使えます。
十二手はかなりの手数で、その全部が玉の上の地点のために使われています。
何に強いか
前と上からの攻めなら何でも。2六や3六を狙う飛車や桂は、銀と4七の金にぶつかります。玉も下段に張り付かず、上に向かって広くなります。お互いに手数のある長い将棋で、振り飛車が組みたい形です。
どこから崩れるか
玉のまわりの最下段が空になります。2九の桂と1九の香だけで、あとは反対側まで何もありません。銀冠が怖いのは、後ろに回り込んだ飛車と、下段への金打ちです。もう一つは端で、歩はすでに1六にあり、その後ろに香、筋に飛車という攻めが定番の崩し方です。
いつ組むか
手数に余裕があるとき。高美濃から育つ形なので、別の作戦ではなく行き先です。まず美濃囲い、金を上げ、相手がまだ準備をしているならさらに冠。急ぐ将棋なら、その三手は攻めに使ったほうがよいでしょう。
盤の上で組んでみる。
アプリのレッスンでは玉を一手ずつ美濃囲いへ歩かせ、検討では、流れが変わったときに組んでいた囲いの名前を示します。